ミニバスケットボールは、中学校からはじまるバスケットボールのルールと、幾つかの相違点があります。
またバスケットボールには専門的な用語も多数出てきますので、ここでは用語、及びルールの簡単な解説を加えていこうと思います。
オルタネイティング・ポゼション・ルール(Alternating possession rule)とは、バスケットボールの円滑な進行、及び競技中のアスリートの集中力の低下を防止することを目的に制定されたルールです。
Alternatingとは、交代、交互などの意味でAlternateの進行形。
Possessionとは、所有、所持、所有権などを表す単語です。
※ポジションと誤認してる人が多いので注意
具体的にはね、ヘルドボールや、コート外に出たボールがどちらが出したのかわからないような
●双方のボールの保持、及びタッチの判別
が不明確なケースにはジャンプボールで再開をしていましたが、このルールの採用によって
●交代制でボールの保持
を行うこととなります。
尚、ボールの保持は、アローと呼ばれる矢印を使用し、次の保持権を示します。
イリーガル・ユース・オブ・ハンズとは、パーソナルファウルのひとつで、手を使う事によるファール全体の比較的広い範囲で用いられるファウルを指します。
手をたたいてしまった、相手を掴んでしまったなどの際に宣告されるのが通常です。(旧称ハッキングなども含む)
リバウンド時のスクリーンアウト、シュートチェックなどの際に、相手のユニフォームや腕に絡んでしまった場合などはイリーガル・ユース・オブ・ハンズが宣告されます。
尚、明らかに掴み行為が確認できる場合は、ホールディングの対象となります。